指示代名詞

this(these),that(those)

具体的なものや場所を表す

話し手からみて比較的近いものや場所を指す場合は近称である this を用い、遠いものや場所を指す場合は遠称である that を用いる。

文や節、名詞の内容を表す

直前の文(あるいは節)を指す場合にも this や that が用いられる。また、that は文中の名詞の繰り返しを避けるためにも用いられる。

指示形容詞

this や that は名詞の直前に置いて限定詞として用いることがある。その場合、事物や場所のほか、these days「近頃」や that year 「その年」のように時間に関しても指示形容詞が用いられる。

those who ~ で「~な人々」という意味を表す。ここでは関係詞 who の先行詞 people が省略されている。

such,same,so

such

such は「そのようなこと[人]」という意味を表し、既出の語句や文を受ける。形容詞として用いられる場合、しばしば名詞の前に不定冠詞が付けられる(such a[an] N の形をとる)。as を伴う場合、as 以下の内容を受ける(such ~ as … 「…のような~」)。

same

same は「同じこと[もの]」という意味を表し、通常定冠詞を付けて the same の形で用いられる。much the same で「ほとんど同じ」という意味を表し、その他 almost,just,about,exactly などが the same の前に付くことがある。

the same ~ as[that] …で「…と同じ~」という意味になる。

so

so は動詞の目的語や補語として代名詞的に機能し、前出の語句を受けて「そう」という意味を表す。

so の後に SV を伴う場合、語順によって意味が異なる。(so S V の語順では動詞に強勢が置かれて「その通りだ」というような意味を表し、so V S の語順では主語に強勢が置かれて「S も V だ」というような意味になる。)