動詞の形

原形

活用していない基本の形のことを原形という。動詞の原形は現在時制の述語動詞(主語が三人称単数の場合を除く)や原形不定詞などで用いられる。

三人称単数現在形

主語が三人称( he や she、it など)かつ単数で時制が現在時制の場合、三人称単数現在形(三単現)を用いる。ほとんどの動詞は原型の語尾に s をつけて表す(例:plays,wants)が、原型の末尾が sh,ch,s,x,z,子音字+o の場合は語尾に es をつける(例:teaches,glasses,goes)。末尾が子音字+y の場合は 語尾の y を i に変えて es をつける(例:studies)。また、例外として、have の三単現は has となる。

過去形

時制が過去の場合、述語動詞は過去形を用いる。規則動詞の場合、過去形の語尾は ed となる。

規則動詞の過去形

  • ほとんどの動詞:語尾に -ed(例:played,kicked,reached)
  • 語尾が -e:語尾に d(例:liked,hated)
  • 語尾が子音字+y:語尾の y を i に変えて -ed(例:studied)
  • 語尾がアクセント付き短母音+子音字:語尾の子音字を重ねて -ed(例:stopped)

不規則動詞の過去形

過去形の形が上記の法則に当てはまらない動詞を不規則動詞という。不規則動詞は文字通り変化に規則性が(あまり)ないため、一つずつ覚える必要がある。(参考:不規則動詞の一覧

不規則動詞の過去形の例

原形過去形
cutcut
readread
breakbroke
runran
taketook
sleepslept
breedbred

現在分詞形

進行相を伴う述語動詞には現在分詞形を用いる。現在分詞形は基本的に原形に ing を付けたものとなる。

  • ほとんどの動詞:語尾に -ing(例:playing,doing)
  • 末尾が -e:語尾の e を消して -ing(例:taking,making)
  • 末尾が -ie:語尾の ie を y に変えて -ing(例:dying,lying)
  • 末尾がアクセント付き短母音+子音字:語尾の子音字を重ねて -ing(例:hitting)

過去分詞形

完了相、受動態の文の述語動詞には過去分詞形を用いる。規則動詞の場合、過去形と同じ形をとる。

不規則動詞の過去分詞形の例

原形過去分詞形
cutcut
readread
breakbroken
seeseen
eateaten
sleepslept
runrun

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