存在動詞(be動詞)

動詞(あるいは助動詞)be のことをその他の一般動詞と対比して存在動詞または一般に be動詞という。

be動詞の活用

be動詞の形は時制や主語の人称と数によって変化する。

be動詞の活用表

主語現在形過去形過去分詞形
Iamwasbeen
youarewerebeen
he/she/itなどiswasbeen
we/theyなどarewerebeen

be動詞の用法

本動詞として be を用いる場合、完全自動詞と不完全自動詞の2つの用法が存在する。完全自動詞 be は「存在」を意味し、He is here. のように、付加語(この文では here )を伴って用いられる。不完全自動詞 be は「~である、~になる」といった意味を表し、繋辞(copula)として機能する。

助動詞としての be は進行相、受動態などで用いられる。進行相の場合、I’m coming. のように、直後に現在分詞を置く。受動態の場合、The window was broken. のように、直後に過去分詞を置く。また、直後に to不定詞を置く場合、〈予定、可能、義務、命令、運命〉などの意味を表す。

疑問文、否定文において、be が本動詞である場合でも助動詞と同じように振る舞う。つまり、疑問文では be が文頭に置かれ、否定文では be の直後に否定語が置かれる。

ex.
SV:He is in the station now.「彼は今駅にいる。」
SVC:My father is a doctor.「父は医者だ。」
進行相:I’m coming.「今行きます。」
完了相:The window was broken.「その窓は壊れた。」
be to:I am to meet her at seven.「七時に彼女と会う予定だ。」

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